PS4

独断と偏見でおすすめする戦略シミュレーションゲーム7選

本ページの趣旨

ネット上には様々なゲーム紹介サイトがありますが、そのどれもが「発売された作品をただ羅列しただけ」だったり、「ゲームアプリの広告目的」といった味気ないものばかりで

「本当に面白い作品はなんなんだろう」と思った経験はありませんでしたか?

本ページでは筆者が過去にプレイした中で「これは面白い!!」と思った戦略シミュレーション作品だけを独断と偏見でチョイスしました。

PCやPSP、DSなど、機種を問わず紹介していきますので、お持ちでない機種の作品だったら申し訳ありません。

昨今減少してきているの通った作品紹介が出来ればと思います。

【PSP/PS2】 ギレンの野望 アクシズの脅威V

まず初めに紹介するのは、今ではすっかり新作が出なくなった「機動戦士ガンダム」の戦略シミュレーションゲーム『ギレンの野望 アクシズの脅威v』です。

「ロボット」x「シミュレーション」といえば「ギレンの野望」シリーズや「フロントミッション」シリーズがありますが、そのなかでも本作を選んだのは、筆者がガンダム好きだから(FMは戦術系だからというのもありますが…)に他なりません。

また「ギレンの野望シリーズ」で本作をおすすめする理由としては、

①シリーズ最大のボリューム(機体、キャラクター、勢力)であること
②シリーズにおける1つの完成形であること
➂総合的なバランスが最も良い

というのが挙げられます。

シリーズ全作を通してプレイした中で最も楽しめた作品でしたので、「ギレンの野望」を初めてやってみようという方におすすめしたい一作です。

ギレンの野望 アクシズの脅威v レビュー/評価』もありますので、興味を持たれましたらぜひ参考にしてください。

【DS/3DS】三國志DS3,三國志3DS

次に紹介するのは『三國志V』のリメイク作品である『三國志DS3』『三國志3DS』です。

戦略シミュレーション好きであればだれもが知っている(?)KOEI三國志シリーズの5作目にあたる作品ですが、本作も三國志作品の中では最もお勧めできる作品の1つです(初見プレイのしやすさでいえば本作が一番です)。

複雑すぎない内政システムと、戦闘に特化した新要素、DS版から追加された「英雄バトルロード」など、どれもうまくまとまっている良作です。

また作品の詳細とシリーズ別の比較について「三國志シリーズ(1~14)別評価とオススメ作品紹介(前編)」の三國志Vで説明していますので、参考にしてください。

この他にも『三國志Ⅸ』『三國志11』をおすすめとして挙げようか迷いましたが、それぞれに難点があり

三國志Ⅸ…グラフィックが古く、半リアルタイムバトルのため戦闘時に指示ができない

三國志11…三國志Ⅸ同様内政と戦闘マップが一体となった1枚マップだが、AIの出来が悪く領土が広がるにつれ内政が嫌になる

といった問題があるため除外しました。

本作は3DS版が一番ボリュームがありますが、DS版でも十分楽しめます

プレイモード君主プレイのみ
シナリオ数全16(PK,DS版は12/3DS版のみ16)
・黄巾の乱 184年1月              【3DS版のみ】
・放浪の賢聖 184年5月(PK版)   ・黄巾と南漢187年8月
・黄巾と南漢 187年8月(PK版)   ・呂布討伐戦 198年
・洛陽炎上 189年12月             ・五路侵攻戦 223年
・曹操の台頭 196年9月            ・信長転生
・官渡の戦い 200年1月(PK版)   ・覇王袁紹(有料)
・河北の嵐 201年10月
・臥龍出淵 208年11月
・劉備入蜀 213年5月(PK版)
・三国鼎立 219年7月
・星落五丈原 234年9月
武将数約500人
DS版:約650人(オリジナルから+153人)
3DS版:約800人
城数47
新要素・戦闘における「陣形」の導入
・コマンド使用回数に関わる「名声」の導入
・新モード「英雄バトルロード」の登場
主な対応機種(太字おすすめ)PC/PS/SS/PSP/DS/3DS/steam
備考・再び戦闘に特化した特殊能力への変更
・「捕虜」制度がなくなる

【Swich/PS4/Steam】信長の野望 創造PK/戦国立志伝

三國志シリ―ズの中のおすすめも紹介したし、信長の野望シリーズもついでに紹介してしまおうということでオススメするのが『信長の野望 創造pk』です。(戦国立志伝はついでです)

信長の野望シリーズで評価が高いのは、

天翔記…戦に特化したシリーズ6作目、内政をするより侵略した方が効率がいい
革新PK…現実離れな要素が多いが、ゲームとしてのバランスはとても良い
創造PK…「人口こそが大名の強さ」を地で行く作品。極めて現実的な作風。

これら3作ですが、その中でも特に良い出来なのがこの『創造pk』だと個人的には考えています。

理由としては、

➀今までの信長の野望シリーズと比較しても、極めて現実的なゲームバランスであること(人の多さは国の強さ)

②グラフィックや武将数も多い(2000人)ため他シリーズより見劣りしないこと

が挙げられますが、SwichやPS4といった現行機種で遊べるのも1つにあるかと思います。

次に『戦国立志伝』も紹介しますが、この作品は『創造pk』に新たな要素を付け加えた劣化版のようなものだと個人的には考えています。

その理由については「信長の野望 創造pkと戦国立志伝の違いとおすすめ」で解説していますので参考にしてください。

本作は「信長の野望シリーズ」の中では特に人気が高いこともあり、中古でさえ普通のソフトの2倍以上の値がしますが、また同時に値崩れしない作品でもあります。

買うときは躊躇するかもしれませんが、それほど良く出来た作品ですし、売り払えば8割は返ってきますので安心してご購入ください。

【Steam】Stellaris

お次は、4XSFリアルタイムストラテジーの『stellaris』です。

4X …【 eXplore:探検、eXpand:拡張,eXploit:開発、eXterminate:殲滅】

4XのSteamゲーといえば『civilization(Civ)』シリーズが真っ先に思いつくかもしれませんが、本作の大きな特徴は、多くのランダムイベントと「未知」の探索です。

ゲームの流れは大きく分けて3つあり、

序盤他の惑星系の探索と領土拡大
次々と起こるランダムなイベント(実際この時が一番楽しい)
中盤接触した宇宙人文明との交流や抗争
終盤他の銀河系(!?)からの脅威との決戦

このように中だるみしないような設計となっているので、Civの対COM戦のように消化試合にはなりづらいです。(とはいってもCivは対COMというより対人戦の方がメインなのですが(笑))。

戦略SLGにありがちな「ストーリーの薄さ」を数多のイベントが盛り上げてくれると同時に、自分色の物語を作れるのでランダムな要素を好む方SF好きな方は楽しめるかと思います。

因みに、筆者の友人に本作をすすめて一緒にやってみたところ、3人中2人が難しいと言って投げてしまいました(笑)。

Paradox製のゲームは色々と分かりづらい部分や不親切なところが多いので、それが仇となったのかもしれません…。慣れるまでは難しいと思いますが、難しいということはそれだけいろいろなことが出来るということです。

『Stellaris』のゲーム内容をまとめた記事もありますので気になった方はチェックしてみてください。「4X SFストラテジー『Stellaris』のレビュー/評価

【Switch/PS4/Steam】CivilizationⅤ~Ⅵ

シミュレーションゲーム好きならだれでも1度は聞いたことのある作品『civilization』シリーズの5作目と6作目です。

それぞれに特徴がありますが、

CivilizationV(Civ5)の特徴

➀価格が安い (定価2980円/セール時745円(75%オフ))
②Civ6より低スペックのPCでもできる
➂開発が完了しているのでゲームバランスは安定している

CivilizationⅥ(Civ6)の特徴

➀グラフィックが向上している
②Civ5より戦闘、内政の拡張性が増した

というように、それぞれに特徴と利点があります。

筆者は友人とプレイする際、友人のPC環境が整っていなかったり価格面を考慮して『Civ5』を購入してもらいましたが、結局どっちでも楽しめます。

また「Civilizationシリ―ズは大型DLCが揃ってからが本番」とはよく聞きますが本当にその通りで、今までは『Civ5』のほうが良いという意見も多くありました。

2020年の現在では『Civ6』も普通に楽しめるようになりましたので、価格やお持ちのPCの性能と相談して決められたら良いでしょう。

両作は、マルチプレイでこそゲームの戦略性を発揮するゲームです。ソロプレイでも楽しめはしますが、実力の拮抗した友人達とプレイをすればより本作を楽しめるでしょう

【PC】Almagest -Overture-

かなり昔のフリーゲームです。

先ほどの『Stellaris』とジャンルこそ似ていますが、内容はソロプレイ専用の国盗りSLGです。

プレイヤーはいずれかの勢力を選び、全ての惑星を制圧することで勝利となりますが、本作はなんとマルチエンディングに対応しています。

また登場する将官は100名を超え、勢力ごとに少ないながらもイベントがあり、編成次第では艦隊にバフがかかるなどとても一人で製作したとは思えないクオリティです。

滅亡した勢力の将官(キャラクター)を登用できたり、ガンダムのようなロボットはでてこなかったりと『ギレンの野望』シリーズとの違いは多少ありますが、SF好きなら楽しめる作品ではないかと思います。

無料で遊べますし、かなり古いパソコンでも動作するので、興味のある方は是非プレイしてみてください。

こちら(Vector)からDLができます。

さいごに

先ほど挙げた以外にも面白い戦略SLGはたくさんあります。

コンシューマー作品なら『R-type tactics』や『三國志DS2』、『ブリガンダインDE』、

PCゲームなら『ヴァーレントゥーガシリーズ』や『Age of wondersシリーズ』などに加え、筆者が知らない良作の戦略SLGはまだまだあるでしょう。

紹介しきれていない作品もたくさんありますが、本ぺ―ジがご覧になっている皆さんの役に少しでも立てれば幸いです。